2010-10-01から1ヶ月間の記事一覧

『いのちなりけり』

『いのちなりけり』(葉室麟)を読了。途中飛ばしすぎて人物が一部わかりにくくなったが、安心して読めた。ただ、主人公の雨宮蔵人が強すぎる。忍びが超人的な能力を持っているので、それ以上の能力を持たせなければいけないからある程度はしかたがないが、…

『東京箱庭鉄道』

『東京箱庭鉄道』(原宏一)を22日に読了。いくつかのアイデアをきちんとひとつのストーリーにまとめ上げていた。面白かったので、読み始めたらすんなり最後まで読み進めた。 西武鉄道の社主をモデルにした人物への復讐を、『大誘拐』ほどではないにしても、…

『日本地図のたのしみ』

『日本地図のたのしみ』(今尾恵介)を読了。地図に関するエッセイ集だが、以前に読んだことがあるようなものも多かった。同じ著者で新潮文庫から出ていた『地図を探検する』というのを2004/11/07に買っているが、それと内容がダブっているのか?

『魔空の迷宮』

『魔空の迷宮』(山田正紀)を読了。並行して読んでいる『読書会』で触れていたので、図書館で借りてみた。 半村良風の伝奇小説を期待したが、ものたりなかった。「聖堂騎士団」がどうしてそれほどの力を持っているのかとか、どうして「青山」なのかといった…

『わくらば追慕抄』

『わくらば追慕抄』(朱川湊人)を読了。やや暗いが昭和30年代の東京の様子が描かれ、それなりに面白かった。シリーズ2冊目だが、この先も出るのかな? 『追跡する数学者』で崩れた読書ペースが戻りつつあるが、先月辺りのペースに戻せるか?

『森崎書店の日々』

『森崎書店の日々』を読了。安心して読めた。シリーズ化されたらいいのに。

『追跡する数学者』

読了。なんだかよくわからない。読むのに苦労した。裏表紙の「書誌学と数学を大胆に駆使し、濃密なエロティシズムで包み込んだペダンティックな快作」に騙された感じ。原題は、"The 351 Books of Irma Arcuri"なので、邦訳のタイトルにも騙されているかもし…

熱気球

平和公園で催された『千種区民まつり』で熱気球に乗った。ロープで地面に繋がれていて、20mほど上昇して、すぐに降りてくるだけで、大人¥1000、子ども¥500、高い。頭の上のバーナーが熱かった。