『算学武士道』、『夢中人』

先日、図書館で借りた小野寺公二『算学武士道』と半村良『夢中人』を読了。
『算学武士道』は、和算を題材にとったという点が新しそうに見えたが、別に和算じゃなくても、例えば俳諧に置き換えてもそのまま成り立つような話ばかりで、「傑作時代小説」というほどのものではなかった。『夢中人』は、夢の中で殺人事件の犯人探しなどをしているが、最終的に全部、夢のなかの話でした、というオチが釈然としない。「長編奇想小説」となっているが、奇想というほどでもないと思う。
ちなみに、今池の駅の地下に自転車置き場があって、そこにおいておいた自転車をエレベーターで地上に持っていったら(どうして自転車を底においたのかなどは不明)、地上は、大地震のあとで、街が破壊されていた。家に戻ろうとして地下鉄の駅を出たら、そこは、蝮ケ池八幡社の前の道(西から伸びて八幡社に突き当たる道)だった、というところで目が覚めたのが、昨日の夜の夢。
昼食は、梅ジャムを塗ったトースト、炒めほうれん草と炒めキャベツの巣篭もり。
夕食のおかずは、鮎の塩焼き、豆腐とネギの味噌汁。